一般社団法人関東サッカー協会

会長ご挨拶

会長ご挨拶

ごあいさつ

 平素より、一般社団法人関東サッカー協会の活動にご理解ご協力を賜り、誠にありがとうございます。

 本協会は、公益財団法人日本サッカー協会(JFA)の加盟団体として、関東地域でのサッカー活動を管轄しています。2016年4月1日より、前身の関東サッカー協会から一般社団法人関東サッカー協会(KTFA)として新たに活動を開始し、2025年には10年目という節目を迎えます。この間に積み重ねられた成果を踏まえ、諸事業の運営および関東地域のサッカーの発展に努めてまいります。

 一般社団法人としてしっかりとしたコンプライアンスが一層求められますが、その性格は、JFAと各都県協会及び都県協会相互の連絡・調整を第一とし、各種連盟・委員会やリーグが尊重され、それらが円滑に遂行されるようフォローすることが、当協会の大きな役割であります。

 関東1都7県の加盟登録状況をみると、チーム数・選手数共に、全国の30%を超えるサッカーファミリーが関東地域に集中しています。関東で日々活動されるみなさまのエネルギーが、日本のサッカー界を動かす大きな原動力になっていると言っても過言ではないでしょう。

 これら、本協会に関わる皆さま方の活動をしっかりと支え、より充実したものにしていくためにも、従前から掲げている関東FA(KTFA)の3つのビジョンを引き継いでまいります。

  1. 世界基準の選手育成、指導者、審判員の養成
    選手育成・指導者養成・審判資質の向上・審判指導者の養成等、それぞれのエリアやレベルにおいて一貫した理念に基づいて行われる必要があります。
    そこでは、常に世界を意識して、日本を代表し海外でも活躍する選手の育成、海外でも活躍する指導者の養成、世界レベルで活躍する審判員の養成が求められています。
  2. 多様性の受容
    国際化が急速に進み、女子サッカー・フットサル・ビーチサッカー・障がい者サッカーと、あらゆる場面で、またJリーグとそれを取り巻く環境やサッカービジネスの世界においても多様化が進んでいます。これらを受け入れ、しっかりと目を配り、スポーツ文化を醸成し、その発展に努めます。
  3. 環境の質的向上
    人工芝を含めた芝生ピッチの普及や、フットボールセンターの充実など、環境整備も欠かせません。快適な競技の場は、サッカーの普及や発展の地域拠点にもなり得ます。


 今後も、関東地域におけるサッカーの発展のために尽力してまいりますので、ご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。

2024年11月吉日