一般社団法人関東サッカー協会

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リーグ終了報告|関東トレセンリーグU-15
配信日:2019/11/27 カテゴリー:インフォメーション

9月に開幕した関東トレセンリーグU-15の第3節ならびに順位決定戦が、11月24日(日)、栃木県那須スポーツパークにて開催されました。
当日は朝から雨が降り続き、ところどころに水が溜まってしまうという慣れないピッチコンディションの中、選手たちは球際も激しく、高いレベルのゲームを繰り広げてくれました。午後からは雨も上がり、本来のパフォーマンスを選手それぞれが発揮しながら、各都県がチーム一丸となって戦いました。
決勝戦は東京都トレセンU-15 vs 神奈川県トレセンU-15の対戦となり、攻守に目の離せない展開が続きましたが、打ち合いを制した神奈川県トレセンU-15が優勝を勝ち取りました。

 

 

 

◆チーフコメント:森島 修 氏(JFAナショナルトレセンコーチ 関東担当)

神奈川と東京の決勝戦は、互い の持ち味を発揮した戦いとなった。神奈川が後方からビルドアップしながらチャンスを作りフィニッシュへ繋げていくのに対し、東京は前線から激しいプレスで対応する質の高い攻防戦は、個人で仕掛けて突破する姿勢や、ボールを受けたら前を向く意識などが高く、攻守に駆け引きのある面白い試合となった。

一方で個人戦術、特に守備ではオフでの改善が必要と感じるプレーも多く、ボール操作の向上と合わせて引き続き自チームに戻った各選手が日常から意識して獲得していかなければならない課題であると感じた。

しかし、各選手の素材的には非常に面白く今後の成長が楽しみな選手が多かったので、更に積み上げをして関東から数多くの代表選手がでる事を期待したい。

 

 

【優勝:神奈川県トレセンU-15】

◆チームコメント:池谷 銀姿郎 選手(神奈川県トレセンU-15/横浜FC Jr.ユース)

どこのトレセンも、選考されてる選手の集まりだけあり、スタメンはもちろん、ベンチから出てくる選手もレベルが高いと感じました。
決勝で戦った東京都トレセンは、攻守共にハードワークしてくる良いチームでした。特にディフェンスラインは激しく、あまり隙がありませんでしたが、その中で自分のストロングポイントであるヘディングやロングキックなどが出せました。
このトレセンリーグを通じて成長した部分は、集中力であると感じながらも、決勝で2失点してしまったのは少し気の緩みが出た証拠なので反省点です。
途中相手選手が変わっても気を抜くのではなく、もう一段階ギアを上げる勢いでプレーし相手を圧倒する気持ちがなければならないと感じました。

 

【準優勝:東京都トレセンU-15】

◆キャプテンコメント:土肥 寛太 選手(東京都トレセンU-15/FC東京U-15むさし)

最初は全体的に個人プレーばかりになってしまってましたが、試合を重ねるごとにチーム内に声やワンツーなどの連携プレーが増えたことでテンポがでて得点を取ることができ予選1位通過に繋がりました。神奈川県との決勝戦はボールを保持される時間が長くなり、上手く攻めきれず失点を重ね負けてしまいました。さらに練習し高校生になって対戦する時は勝てるよう成長していきたいです。

 

【第3位:JFAトレセン山梨U-15】

 

【MVP】

井上 輝 選手(神奈川県トレセンU-15/横浜FC)

 

【得点王】

 

松本 愛己 選手(東京都トレセンU-15/FC東京U-15深川)

 

田口 輝一 選手(東京都トレセンU-15/FC東京U-15むさし)