一般社団法人関東サッカー協会

ニュース & トピックス

【レポート】審判員講習会(X・Y・W群_矢板カップ)
配信日:2025/08/28 カテゴリー:インフォメーション

2025年度審判員向けの審判講習会になります。今年度から新規の内容です。
2025年7月25日から27日、3日間の日程で座学、実技、観戦を行う講習会となります。
対象は2025年X、Y、W群24名の講習会です。
試合へ向けて各審判員の課題の改善を見つける講習会となりました。
実技においては今回初めて、主審2人が同時にピッチに入り、前半後半で交代してレフェリングを実施、別の日にも主審を担当して課題の改善や審判員の成長へつながる講習会となりました。

 

 

 

 

 

◆阿部なつき 氏(群馬県所属)
今回の研修を通して、審判としての基本を徹底することの重要性を改めて感じました。動きやすく、正しい判断につながるポジショニングを常に意識することも大切だと実感しました。また、新ルールについては背景や意図を理解した上で適用し、選手のためになるレフェリングを心がけていきたいです。

 

◆坂田純平 氏(埼玉県所属)
今回の講習会では2人で主審を行う(1人が笛を持つ)割当がありました。
実際にやってみると、中盤でのポジショニングは大体同じでしたが、バイタルエリア付近での判定をした時のポジショニングや争点からの距離、動き出す方向やタイミングが自分と違ったりするケースもありました。
試合後はインストラクターを交えての指導や他の審判員の意見をもらい、多くの気づきと学びを得ることができ有意義な実技研修となりました。
夜の全体研修では2025/26競技規則の改正の講義がありました。
改正の文章だけでは伝わりにくいシーンを実際に行ってみたりしました。
シーズン途中で改正が適用になるリーグもあるので再認識することができて良かったです。
この講習会で学んだ事を今後の審判活動へ繋げていきたいと思います。

 

◆大泉拓 氏(神奈川県所属)
今回の矢板カップは、審判員としての「適切な動きとポジショニング」に重点を置いた講習会となりました。
実際の試合に主審2人で入るなどの取り組みで、自分のポジショニングの意図を整理したり、他の審判員の良い動きをフィールド内で感じることができました。
中でも、いいタイミングで動き出すための情報収集がしやすいポジションがどこなのか、について実技研修を通して理解が深まりました。
振り返りの研修会では、映像から主審のポジションを比較して意見交換をしました。審判員同士でも動きのイメージが異なることもあり、有意義な研修会となりました。今回の講習会で学んだことを活かして、より良いレフェリングができるよう努めます。