6月23日〜24日の日程で「関東トレセンチーフコーチ研修会」を開催いたしました。関東の1都7県各サッカー協会に所属するU12からU16、GKの各カテゴリーのトレセンチーフ約40名が茨城県神栖市に集まり、午前・午後の指導実践と夜の講義形式で研修を実施しました。指導実践では、昨年に引き続き鹿島アントラーズジュニアユースが選手役を務めてくれました。
西川誠太 ナショナルトレセンコーチ 関東担当チーフ
「研修の目的は、各協会でのトレセン活動をより充実させるためです。講義では世界大会の分析から選手に何を要求すべきかを洗い出し、指導実践ではそれを落とし込むために何を獲得させたかったか、プレーの確保や強度は十分だったかなどのポイントを抑えて共有を図りました。あいにく両日とも雨の中での研修になりましたが、各協会の枠を超えて情報共有しあえた研修会となりました。」
小山健二 ナショナルトレセンコーチ 関東担当GKコーチ
「悪天候の中、1都7県のGKプロジェクトチーフに集まって頂き(栃木協会サブチーフ・山梨協会2日目のみGKチーフ参加)、関東GKキャンプのシミュレーション・各協会での指導実践を行っていただきました。内容はシミュレーションでは関東GKキャンプのトレーニングメニューの確認、指導実践ではフィールドプレーヤーコーチと連携しトレーニングを組み立て、トレーニングの中でどのようにGKコーチが関わるかを実践しました。フィールドプレーヤー同様、何を獲得させたいかに重点を置き実践・ディスカッションを行い、GKチーフで共通認識を図りました。今回の研修会での成果を各協会に落とし込んでいただき、関東から良いGKを輩出してもらいたいと願っています。」