一般社団法人関東サッカー協会

ニュース & トピックス

レポート|第3回 フットサル審判強化研修会
配信日:2019/11/14 カテゴリー:インフォメーション

9月14日(土)~15日(日)山梨県にて第3回 フットサル審判強化研修会が行われました。

 

 

 

◆内田 賢一郎 茨城県(フットサル2級審判員)

今回の審判研修は、全日本女子フットサル選手権大会関東大会の準決勝戦と決勝戦をレフリングし、実技指導と試合分析で振り返りを行い、今後のパフォーマンス向上を目的とし、ご指導を頂きました。

研修会のテーマは、「レフリングの基本を身に付ける」「自分自身を把握する」「課題解決に向けてどの様に取り組むかを考える」「あらゆる角度から考える事を身に付ける」「応用力を身に付ける」と、とても素晴らしい内容でした。その内容の中でもレフェリングの基本を身に付ける事は、とても重要な事であり応用にも繋がる事だと、今回の研修会で痛感しました。

また、プラクティカルトレーニングではキックイン・ボールクリアランスでの4秒のカウントについて学びました。選手の行動を把握し、いろんな対応を考えてレフェリーが選手をコントロールする方法を学びました。ご指導して頂いた松井さん、板橋さんの対応力の凄さには驚きでした。

冒頭で研修会のテーマでもあった、あらゆる角度から物事を考える力を身に付けていき、たくさんの経験と知識を身に付けていきたいと思います。

この研修会を通じ、自分に足りない所を把握し改善に向けてご指導を頂きました。この経験を今後の審判活動に活かしていき、更なる審判のレベルアップに繋げていきたいと思います。

フットサルの審判を始めてまだ3年と経験がまだまだ少ないですが、この様な研修会に参加して、より多くの知識と経験をたくさん学び、上級レフリーを目指していきたいと思います。また、ご指導を頂いたインストラクターの方々に感謝の気持ちと、この研修会に推薦をして頂いた県協会の方にこの場を借りてお礼を申し上げます。

2日間、お世話になりました。

 

◆松井 隆 東京都(フットサル2級インストラクター)

9月14日(土)~15日(日)山梨県小瀬スポーツ公園体育館において第3回関東フットサル審判員強化研修会が行われました。

各都県からの推薦者が参加し、2日間実りのある研修を実施しました。

初日は、ガイダンスの後、競技規則テストをおこない、全日本女子フットサル選手権関東大会の準決勝と決勝戦を担当しました。今までの成果を発揮したパフォーマンスを披露してくれました。

試合後はピッチを使い、4秒カウントや正しいポジショニングなどレフェリングの基本的な事項を中心にプラクティカルトレーニングを行いました。

2日目は、前日にプラクティカルトレーニングで実践したレフェリングの基本の確認からはじめ、昼食をはさんで試合を振り返りました。自己分析の中でどんなことができていたのか、どんなことができなかったのかを考え、映像を見ながら検証をしました。自分のストロングポイントをより伸ばし、今後ウイークポイントが少しでも改善するきっかけになるとよいと思います。

最後に、研修にご協力くださいました各都県の皆様、山梨県サッカー協会、山梨県フットサル連盟の皆様に御礼申し上げます。

 

◆矢島 史子 神奈川県(フットサル2級審判員)

この度、第16回全国女子選手権関東大会での関東フットサル強化審判研修会に参加させていただきました。

今回のテーマとして「レフェリングの基本を確実に身に着ける」「自分自身を把握する(ストロングポイント、ウィークポイント)」「課題解決に向けてどのように取り組むか考える」「あらゆる角度から「考える」ことを身に着ける」の4つが提示されました。

特に「考える」ことの重要さについては、自分自身、思い当たることもあり、非常に感銘を受けました。

実際の試合の中でも、「何を見るのか?」「どう動くのか?」「この場合の対応は?」「この選手にはどう伝えれば?」「この選手の意図は?」など、「考えなければならない」ことはとても多く、時にそのために躓いたこともあるように思います。

また、レフェリングの基本についても、常にピッチに正対することや、ポジショニングの基本など、わかっているようで出来ていないこともあり、さらにプラクティカルトレーニングの中で4秒のカウントやFKの際の壁の離し方、視野の取り方なども実際に動きながら指導していただきました。

実際に担当した試合の振り返りで、映像を見ながら自分の動きやプレーを見直した際に、自分の主観と乖離していることがあったことからも、「自分と相手の視野、自分が見るべきものを考える」という次の課題も設定できました。

今回の研修を通して、「基本に忠実」であるからこそ、そこを土台とした「応用」ができるということに気付け、学べたことを、これからの審判活動の中で忘れることなく、生かし続けていきます。

最後になりましたが、今回ご指導いただいた関東協会の松井さん・板橋さん、推薦くださった神奈川県協会の藤原部長、会場で色々と準備や気遣いをしてくださった山梨県協会の皆様、本当にありがとうございました。