一般社団法人関東サッカー協会

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レポート|第6回 関東女子審判員研修会
配信日:2019/12/13 カテゴリー:インフォメーション

11月8(金)~10(日)群馬県にて、第6回関東女子審判員研修会が開催されました。都県から推薦された審判員24名(2級:15名、3級:9名)が参加。全国高校女子サッカー選手権関東予選となる緊張感溢れる大会で、各自が最高のパフォーマンスを目指しました。今シーズンの関東大会(女子関係)すべてを成功に導けたことは、次年度へ向けての更なる取り組みの活力となりました。

 

 

 

◆平瀬まさみ 審判員 東京都(2級審判員)

今回の研修会に参加させてもらえることが決まった時は、本当に嬉しく思いました。まず一番に考えたことは、良い準備をすることでした。身体的な面はもちろん競技規則の理解を深めるために色々な場面を想定し、イメージトレーニングも行いました。そして何度も何度も競技規則集を読みました。

研修会初日、トレーニングを行いました。そのトレーニングでの1つ、改正後の競技規則、ドロップボールの対応は、頭で理解していても実際に行うと、まだ不慣れなせいか、スムーズに出来ませんでした。頭の中で理解していることと行動が一致せず、何度も挑戦しました。夜の研修会では、「大会成功に向け審判チームとして協力しよう。レインボーのバトンをつなげよう」と話をいただきました。また、選手との信頼関係の築き方の話もいただき、多くのことを再認識できました。審判は個人個人ではなく、審判団4人で力を合わせて試合をコントロールすることに全力で取り組みたいと思いました。

試合では、副審を担当しましたが、落ち着いて出来た場面もありましたが、反省点もありました。この反省点は絶対に忘れません。

この研修会に参加して、他県の方々と一緒に取り組めたことは大きな財産となりました。多くの刺激をもらい、また多くの経験をさせてもらいました。大会を運営している方々や、チーム、選手、そして周りの方々への感謝の気持ちを忘れずに、今後の審判活動に生かしていきたいと思います。そのためにも、普段からのトレーニングや競技規則の理解など、真摯に取り組んでいきたいと思います。ありがとうございました。

 

◆大平沙織 審判員 埼玉県(3級審判員)

今回、初めて関東審判研修会に参加させていただきました。

トレーニングから研修、そして関東のカテゴリーで初めての審判と「気づき」と「学び」の3日間となりました。

特に印象的だったのは、初日の夜に行なわれた研修での「競技規則の精神」「審判団の使命」という言葉でした。何のために競技規則があり、私たち審判団はいるのか深く考えさせられる言葉となりました。そして試合で事象が起きたときに競技規則をしっかり適応させられるか、そのためにも競技規則をただ理解するだけでなく咀嚼して考え自分のものにしていかなければならないと感じました。

試合においては、関東高校女子の競技のレベルを肌で感じられ、また上級レフェリーの方々の技術の高さを知ることができ、自分の課題とやるべきことが明確になりました。

県に戻り現在の課題を克服し、また新たな課題にチャレンジし着実に「経験」を積み、選手が試合に集中し100%以上の能力を出せる試合が作れる審判になれるよう活動していきたいと考えております。

最後になりましたが、研修に参加させていただきこの様な貴重な経験をさせていただき本当にありがとうございました。今後もご指導の程、どうぞ宜しくお願い致します。

 

◆山本凌 審判員 千葉県(3級審判員)

群馬県で行われた関東高等学校女子サッカー選手権大会を使っての研修会に参加させていただきました。

大会自体は11月9日、10日の2日間でしたが、大会前日の8日から集まりトレーニングを行いました。関東の女子の研修会は初めてで、とても緊張しましたが、皆さんが気さくに話しかけていただいたおかけで1日目で緊張は解けた気がします。研修のプラクティカルトレーニングでは、新ルールである試合中に審判員にボールが当たった場合の再開方法について確認することが出来ました。

大会初日には、主審を務めさせていただきました。関東主催の大会の主審はもちろん初めてで、群馬県のグラウンドを使うことも初めてだったので、初めてづくしの試合でした。

一緒に組ませていただいた他の3人方のサポートがあって、無事試合を終えることができて初めて組む方々とのコミュニケーションを取ることの大切さを学ぶことが出来ました。

今回の研修会で学んだことを県に持ち帰ってたくさんの人に共有出来て、県の更なるレベルアップに繋がれば良いと思いました。

次に研修会に参加させていただくときには2級に昇級してスキルアップした姿をお見せ出来ればと思います。