一般社団法人関東サッカー協会

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【審判研修会報告】第1回ビーチサッカー審判研修会
配信日:2020/08/12 カテゴリー:インフォメーション

7月23日、2020年度第1回ビーチサッカー審判研修会がZOOMを使用したWEB講義の形式で実施いたしました。本年度は審判員14名、インストラクター4名が参加いたしました。

講師は今年度もJFAより櫻田雅裕1級インストラクターをお迎えし、競技規則の確認や、審判法の最新情報など2時間に渡りお話いただきました。

また、今年度はインストラクター向けの講習会も別途開催され、指導方法やトレーニング方法などの講義も行っていただきました。

7月25日、26日は全日本ビーチサッカー選手権関東大会を使い実技研修を行いました。このような状況下で、フットボールができる喜びを審判員も噛み締めながら、講義を活かし、大会でよいパフォーマンスを発揮していくことができました。

これから始まる関東ビーチサッカーリーグでも今回の研修の成果を発揮していただきたいと思います。

 

 

 

 

◆東京都フットサル2級審判員 中村 弥 氏

7月25日、26日にJFA第15回全日本ビーチサッカー大会関東大会が千葉県鴨川市、鴨川令徳高等学校ビーチコートにて開催されました。

この大会を使用して第1回関東ビーチサッカー審判員研修会が行われ参加致しました。
新型コロナウイルスの影響もあり講義は、23日にオンライン研修で行われました。
オンライン研修ではJFAインストラクターの櫻田雅裕氏よりビーチサッカー特有の競技規則中心の講義を受けました。

シザースキック、オーバーヘッドキック時のキックを行う競技者のボールコントロール下の見極めについては、キックを行う競技者がプレーイングディスタンスに有るかどうか、ボールをコントロール下に有るかどうか、コントロール下とはどういう時なのか映像を見ながら受講者で共通認識できるよう議論しました。攻撃側競技者がボールをトラップしてから一歩分の範囲はコントロール下として、それ以上動くとコントロール下では無いと気付かせて頂きこれをもとに試合で生かしていきたいと思いました。

新しく第3審判の動きも変わると説明を受けました。ペナルティーエリア内でのコーンのフリーキック時に第3審判がペナルティーエリアライン上に立ちボールがペナルティーエリアを出たかどうかの確認を行うことや、ラインのフリーキック時にゴールキーパーがボールから5m以上近づかないようにその位置に入り確認を行う事になりました。

7月25日、26日には、JFA第15回全国ビーチサッカー大会関東大会にて実技研修を行い、私は、初日第2試合の第2審判を2日目は決勝戦の第2審判を担当させて頂きました。

インストラクターの金子氏、板橋氏からはビーチサッカーのピッチサイズはフットサルより縦は短いがピッチの幅が大きい事を考えプレーの予測をし、ゲームの流れを見て今必要なポジションへ行き、戻る意識をもって詰めてポジションを取って行くこと。その試合レベルにあった判定基準でゲームマネジメントを行って行けるようにとアドバイスを頂きました。

間もなく開幕予定の関東リーグに向けて短い時間ですがピッチ上でいいパフォーマンスを出せるように、選手が安心、安全、公平にプレイに集中してビーチサッカーを楽しんで行けるレフリングを目指して行きたいです。

本研修の参加にあたり、講師の櫻田様をはじめ全てのビーチサッカー関係者、選手、チーム関係者の皆様に感謝申し上げます。

 

◆千葉県フットサル2級審判員 中村 翔 氏

7月25日、26日にJFA第15回全日本ビーチサッカー大会関東大会が千葉県鴨川市にあります鴨川令徳高等学校サンドコートにて開催されました。

今大会を使い第1回ビーチサッカー審判研修会も行われ14名の審判員と3名のインストラクターの方々が各都県より参加しました。

今年度は7月23日に地域巡回講習がZoom会議で行われ、JFA巡回講師の櫻田雅裕氏による講義を行っていただき、ビーチサッカーのルールについて改めて注意点や改正が加わった点などを解説していただきました。

7月25日、26日に実技研修では主審1試合、第3審判2試合、タイムキーパー2試合担当させていただきました。ビーチサッカーの試合を担当するのが今回が初めてであり、競技規則を研修前から勉強をしてきましたが、担当した試合ではポジショニングやプレーを予測して動き出しのタイミングを早くする、シザーズキックの監視の仕方などの指導をしていただきました。今回の課題と経験を今後のビーチサッカーの審判に生かしていきたいと思います。

最後に、今大会及び研修にてお世話になりました、大会関係者の皆様、関東サッカー協会様、千葉県サッカー協会様、本研修に参加した関東の仲間にも感謝申し上げます。