4月18日、2021年度第1回ビーチサッカー審判研修会(関東ビーチサッカーリーグ開幕前研修)をオンラインにて開催しました。
講師にJFAより櫻田雅裕1級インストラクターをお迎えし、本年度は審判員56名(チーム帯同審判員25名含む)が参加しました。
関東ビーチサッカーリーグは各チームの帯同審判員がタイムキーパーや第3審判を担当していることから、この研修会ではビーチサッカー特有の競技規則の確認とプレイヤーでもある帯同審判員からの質問・疑問をリーグ開幕前に再確認し、プレーヤーおよび審判員の向上を図っています。
2021年度より、関東ビーチサッカーリーグは1部・2部の2部制となり、1部リーグはより白熱したゲーム展開が予想されます。
審判団4人がチームワークを発揮し、「公平・公正」「安全」「楽しみ」という競技規則の精神を十分に踏まえながら、各試合にて良いパフォーマンスを発揮することができればと思います。
◆フットサル2級審判員 森田巧一 氏(埼玉県)
この度は、2021年度第1回ビーチサッカー審判研修会に参加させていただき、ありがとうございました。
私としては、仕事の関係もあり、最近、ビーチサッカーの審判はできていなく、ビーチサッカー審判研修会にも久し振りの参加となりました。また、新型コロナウイルスの影響もあり、Zoomを使用したWEB講義の形式での研修会となりましたが、櫻田講師の分かりやすい説明で、競技規則の理解が深まりました。
今回は、開幕前研修を兼ねて、チーム帯同審判員も一緒に参加し60名程度の講習会となり、活発な質疑もあり、審判員が共通認識を持てたと思います。
ビーチサッカーは、サッカーやフットサルには無い、ビーチサッカー特有の競技規則があるので、競技規則を十分に理解し、実際に審判を行う時には正確に適用できるようにならなくてはいけません。
また、ビーチサッカーは、砂の上で素足で行いますので、怪我をしやすく、競技者の安全には特に気を付けなければいけないと思いました。
日ごろから試合を見たり、競技規則を確認しながら研鑽していきたいと思います。
現在でも、新型コロナウイルス感染防止対策を行っての審判活動となり、まだ気を抜けませんが、関東ビーチサッカーリーグも4月末には開幕すると言うことですので、感染防止対策を徹底していきたいと思います。
最後になりましたが、本研修会を開催していただきました関係者の皆様にお礼申し上げます。
◆フットサル2級審判員 柏木顕 氏(東京都)
私は2018年に初めてビーチサッカーの審判割当を受けるようになり、4年目となる今年度の開幕研修(WEB講義形式にて)に参加させて頂きました。
本研修会の主旨はJFAフットサル・ビーチサッカー部会櫻田インストラクターより、ビーチサッカー競技の特徴・特性である、キックオフ、ボールインバウンドの成立要件、フリーキックの再開方法や手順、シザースキックの判定など、ビーチサッカーレフェリーとしてどのように見極める事がキーとなるのか、映像を交えて研修を受けました。本研修で改めて競技規則の適用・運用についての確認を行い、翌週から始まる今シーズンの試合に備える事が出来ました。
関東ビーチサッカーリーグの特徴は、ビーチサッカー日本代表監督が選手として参戦するチームや、日本代表選手を多数擁するチームが参戦するタフでかつ非常にレベルの高いリーグです。今年は8月にビーチサッカーW杯ロシア大会が予定されており、日本代表チームがより良い結果を残すためにも我々レフェリーが試合において、さらに質の高いジャッジをし、シーズンを盛り立てていかなければならないと再認識しました。また、今年度から関東ビーチサッカー連盟主催により“Next Generation”を標榜としたU-23のカテゴリ-が新設されます。文字通り次世代の若いビーチサッカー選手を創出するリーグにおいて我々審判員がその一助となるように公平・公正・安全を掲げ精度の高い審判に取組むことが求められています。今年度、より質の高いビーチサッカーのゲームジャッジが実現できるよう臨んで参ります。
最後に、今回の開幕研修にあたりJFAビーチサッカー櫻田インストラクター、関東サッカー協会審判委員会長田委員長、フットサル・ビーチサッカー部会潟永部長、板橋様、金子様、篠原様に於かれましては本研修会について開催のご尽力を頂きました事を心から感謝申し上げます。