一般社団法人関東サッカー協会

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【レポート】審判員講習会(W群 皇后杯関東予選)
配信日:2025/09/24 カテゴリー:インフォメーション

9月5日(金)から7日(日)まで、関東派遣審判員として活動している女子審判員16名が神奈川県茅ケ崎市に集合し、「第47回関東女子サッカー選手権(兼)皇后杯JFA第47回全日本女子サッカー選手権大会関東予選」の試合で実技研修等を行いました。
台風15号が通過する中、5日夜に講習会会場に集合し、競技規則試験や「正しい判定のための動きとポジションニング」について確認を行い、次の日の試合に備えました。翌日は、2会場に分かれ、気温が高い中、また全国大会出場がかかった熱い試合をコントロールしようと一生懸命に取り組んでいました。2日目は、ナイターの試合もあり、帰宅したのが翌日午前を回ってしまった審判員もいるなど、早朝のトレーニングから夜遅くまで長い1日となりましたが、充実した講習会を無事に終えることができました。

 

 

 

◆西念美紀 氏(茨城県所属)

今回の講習会では「正しい判定のためのポジショニング」や「準備」をテーマに、ディスカッションしたり試合に臨んだりしました。正しいポジショニングのためのポイントについて考える場面では、自分では気付けなかったポイントや、うまく言葉にできなかった点などに気付くことができました。また、「準備」の面では、暑熱対策やトレーニングの準備をしてきたつもりでしたが、準備不足を痛感したり、仲間の打ち合わせの視点や入念さに触れたことで試合への真摯な姿勢も「準備」の一部だと改めて考えたりできました。

新しい仲間との出会いや、安心できる仲間との講習を通して「当たり前にすべきことを当たり前にする」「選手ファーストで試合の準備をして臨む」ということの大切さを再確認し、自分の生活や試合への準備を考え直すための刺激をいただきました。このような機会を与えて下さったことに感謝し、今後も精進していきたいと思います。

 

◆勝又彩優希 氏(東京都所属)
今回の研修会では、「正しい判定のための動きとポジショニング」をテーマに、そのために必要な「準備」について試合や映像分析を通してグループディスカッションを行いました。説得力のある判定をするためには、どのような情報を試合中に収集すべきか、またその情報を得るための体の向きや角度について、インストラクターの方や他の審判員の皆さんから多くのアドバイスをいただきました。また、担当した試合の映像を用いて行った全体研修では、自分の考えを整理する良い機会となり、多くの気づきや学びを得ることができました。

今回の研修会で得たことを、今後の試合でも活かせるよう、日々のトレーニングから意識して活動をしてまいりたいと思います。最後になりますが、今回このような貴重な機会をいただき、心より感謝申し上げます。