一般社団法人関東サッカー協会

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【レポート】関東トレセンキャンプU-16
配信日:2025/12/22 カテゴリー:インフォメーション

今回の関東キャンプU-16の目的は、今後に成長が期待されるポテンシャルの高い選手達に、成長を加速させるための地域としての機会を作ることでした。オープニングでは、JFAコーチ/U-18代表コーチの西嶋氏より、代表活動のスライドとU-18クラブユース全国大会映像を用いて、世界と闘う上で基軸となる高強度下での「ゴールへの前進」と「ボールの奪い合い」についてプレゼンを受けました。この部分を今回の活動の基本スタンスとして、その中で「特徴を発揮する」ことを共有しました。1日目のトレーニングでは、高強度下での状況の認知と攻守におけるテクニックを中心に、2日目ではFW/MF/DFのファンクショナルなトレーニングから11v11のゲームでポジションの役割を意識しながら「特徴を発揮する」ことにトライしました。また夜のミーティングの1部では、ヴァンフォーレ甲府スカウトの森 淳氏を招き、「魅力ある選手と成長」について独自の視点と実例を交えた問答形式のセッションを実施しました。2部では、プロトタイプIDP(試作版)を作りました。選手たちは10年後の将来目標から、実現のための強み(武器)・改善点(引き上げ)の自己分析をして、翌日のトレーニングに臨み、振り返りをしました。クロージングでは、指導スタッフから今後に向けての期待をこめたメッセージが送られ2日間の活動が終了しました。

 

 

 

 

◆山﨑茂雄 氏(埼玉県所属)

トレーニング全般に、選手個々のポテンシャルの高さが伺えるプレーが見られました。具体的には、狙いや意識性を共有した時のプレーの変化に速さがあり、ファンダメンタルな能力の高さを感じました。 1日目の9v9(ゲーム)では、相手のプレスを剥がすためのプレースピードやパスとドリブルを利用した緩急の駆け引き、ボールを奪う狙いなどが観て取れました。また、2日目の11v11では、「攻守における全体像を持ちながらの連動スピード、正確なスキル」など今後への課題も見られました。森 淳氏のセッションでは、早咲き、遅咲きの成功した選手の成長プロセスを聞きながら、共通する主体的な取り組みと個性の重要性を理解することができました。プロトタイプIDPでは、今回のキャンプでの取り組みのための目標設定と自己分析を行い、2日目のゲームに生かしました。1泊2日の活動を通して、ピッチの内外で選手たちのサッカーへのひたむきな姿勢が印象に残りました。サポートをしていただいた千葉県サッカー協会の方々にお礼を申し上げます。

 

◆蔦澤洋紀 選手(浦和レッズユース所属)

今回の遠征で学べたことは自分のやれることや課題の所だったりを再確認できたこと、日本代表になるために必要な能力だったりです。まず自分ができたなと思ったことはライン間でボールを引き出してチャンスメイクしたり、自分から潜って行ったりするところは通用したかなと思います。課題のところは、ボールを奪う所だったり人への強さです。海外の選手とやるためには絶対に必要になってくる所だと思うので、自チームに戻ってもっと意識を高くやっていきたいなと思います。世代別代表だったりに入るための能力だったり、自分達に今足りない所だったりも今回の遠征で色々な人の話を聞くことで感じることがたくさんあったと思います。これをただの経験にせずにやることを明確にして、今回感じたことを意識高くもっていきたいと思いました。

 

◆山内秀一郎 選手(栃木SC U-18所属)

今回の関東トレセンU-16キャンプにGKとして参加し、より高いレベルの中で多くの学びを得ることができました。特にビルドアップの局面では、プレッシャーの速さや相手のコースの切り方がシビアで、状況を整理して最適な選択をする難しさを強く感じました。普段からより広い視野を持ち、プレーを早く準備することの重要性を改めて実感しました。一方で、クロスボールの対応では自分の持ち味を発揮することができ、積極的な飛び出しやキャッチによってチームを助けられた場面もあり、自信につながりました。
このキャンプを通して、自分の課題と強みがより明確になりました。特にビルドアップの質を高めるための技術・判断の向上に継続的に取り組みつつ、クロス対応の強みをさらに磨き、より安定感のあるGKを目指したいです。今回の経験を今後の活動にしっかりと活かし、より高いレベルで戦える選手になれるよう努力していきます。

 

◆曽ヶ端輝 選手(鹿島アントラーズユース所属)

今回のキャンプでわかった課題は、自分がクロスに入ったり、背後に抜けてボールをもらった時に、シュートをうてるのにうたずに味方をまったりしてた場面が何回かあったので、シュートを打てるタイミングで打ったり、少しずらしてすぐにシュートを打ったりしてシュートを決めきれるようにしたいです。自分はヘディングが得意なのでもっとクロスに勢いよく入って、自分からボールを呼び込んで行けるようにしたい。
今回のキャンプを通して今後のチームでの活動では、自分の課題としてでたことを取り組んで少しでも良くしていけるようにやっていきたいです。

 

◆新井竣大 選手(前橋育英高校所属)

今回のキャンプに参加して、普段とは全く違う環境でプレーする貴重な経験をすることができました。自分の特徴は後ろからのロングボールや対人守備で、そこをしっかりとアピールするという思いで参加しました。最初は初対面の人とコミュニケーションをとって、自分の特徴を理解してもらい、どれだけ自分のプレーを引き出せるかを意識しました。トレーニングではいつもより強度が高く判断スピードやポジショニングも自チームよりレベルが高く感じました。その中で自分の特徴のロングボールや対人守備は通用することができたけど、落ちたトップの対応やボールの移動中の準備などの課題も見つかりました。この経験を通して自分のプレーに自信を持つことができたし逆に課題の部分は日頃の練習から意識して取り組もうと思いました。今回のキャンプで得た自信と課題を大切にし、日頃の練習でしっかりとレベルアップし、より高いレベルで戦える選手を目指したいです。