一般社団法人関東サッカー協会

ニュース & トピックス

【レポート】関東トレセンキャンプU-13前期
配信日:2026/01/08 カテゴリー:インフォメーション

関東各地Jリーグクラブから51名の選手が選出され、原田精一郎が統括し、皆川新一(山梨FA)、GK担当の⼩⼭健二、楠本晃義、JFAフィジカルコーチ中村大輔と郡馬FA、茨城FA、栃木FA、千葉FAからの派遣スタッフ4名が指導にあたりました。
トレーニング前に行われたキックオフカンファレンスでは、今回のキャンプのテーマである「積極的にボールを奪いに行く」ということを映像も用いながら選手たちへ伝えられました。
初日は小雨の降る中でトレーニングが始まりました。まず初めに中村JFAフィジカルコーチによるアップとフィジカル測定からスタートしました。
夜の講義では昨年の映像や当日のトレーニングの映像を用いて、テーマに合わせて良かった点・悪かった点を挙げ、実際のプレーを見ることで選手の理解度が深まっている印象でした。
2日目は雨予報だったためスケジュールを変更し、午前に4チーム対抗での総当たりゲーム、午後は午前の順位をもとに上位と下位に分かれてゲームを行いました。
試合を重ねるごとにチームの連携や声掛けなどが活発になっていき、それに伴い良いプレーが多くなっていきました。また、結果的に2日目は雨にあたらず終えることができ、選手・スタッフ含め日常の基準を高めることができ充実したキャンプとなりました。

 

◆原田精一郎 氏(茨城県所属)

各世代の日本代表選手を見てみると、半分以上が関東出身の選手だという事実があります。今回の関東トレセンキャンプに選ばれてきたということは、すでに日本代表が夢ではなく、目標になるはずだ、と伝えたことがスタートでした。このトレセンキャンプで目指すのは、「日常を変える非日常を提供すること」だとキックオフミーティングで共有しました。2023U17W杯での成果と課題を共有し、日本の課題として「ボールを奪う」、「ゴールを奪う」を掲げ、世界で勝つためには「本気で奪いにくる相手に対しての攻撃の質」、「強度を上げた時のゲーム体力」が必要で、そのためには、「日常」の基準を変える必要があり、本キャンプでは「ボールを奪う」トレーニングを実施するが、その中で攻撃の質を発揮できるか、にトライすることを求めました。また、慣れない環境で自分の力を発揮することも同時に求めてトレーニングに入っていきました。
トレーニングでは、選手たちの積極的なトライが随所に見られ、変化を見てとることができました。最終となった2日目午後のゲームでは、明らかにコンタクトの「音」が変わり、その中でもゴールに向かうプレーにチャレンジする選手たちにたくましさも感じました。今回のキャンプが基準を変える刺激になったと信じています。
最後に、選手を派遣いただいたクラブの皆様、関東各FAからご参加いただいた指導者の皆様、関係各位に対し、この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

◆古田土侃大 選手(水戸ホーリホックJY)

関東トレセンキャンプに参加することになりコーチから自分が行くと聞いてびっくりしました。だけど、こんないい機会がないので、学んで自チームに帰りたいと思いました。最初のミーティングで今回の課題は「ボールを奪う」という課題だったので、今回のキャンプでは裏抜けを狙ったりピックアップやハイボール、フロントダイブなどを意識しながらプレーしていこうと心掛けました。

キャンプ1日目は緊張もあったし、自分から積極的にボールを奪ったり守備範囲を広げることができず思ったプレーができませんでした。それを反省点として2日目は、その反省点を改善しゲームにのぞみました。ゲームでは裏抜けを狙いながら試合をしていて、裏抜けのボールが何度かきてそれを判断よくクリアやピックアップができたし、守備範囲を広げてプレーできたので初日の課題は改善できたのでよかったです。2日目の課題はビルドアップの判断です。前に上げるか繋げるかの判断があまりわからなくて判断をあやまってしまったり。遅くなってしまうので、この課題は日頃の練習から意識して改善していこうと思います。

今回の関東トレセンキャンプでは、自分が今までそんなに意識できていなかった、裏抜けやボールを奪う!という意識が薄かったので、自分のポジションもよくなったし判断よく裏抜けを狙えることができたので、すごく成長できた2日間でした。ありがとうございました。

 

◆石濱颯起 選手(FC東京U-15深川)

今回のキャンプでは、「ボールを奪う」という目標に対し、体を張って激しく当たり、球際でボールを奪い切るプレーを多くすることができました。特に、一対一でのフィジカルの強さや腕を使った守備を発揮できたことは、とても良かったことだと感じています。しかし、奪った後のプレーに課題が残りました。特に奪ったボールを前線につなぐ判断や技術がなく攻撃のチャンスを潰してしまったり、相手に取られ返されてしまうことがありました。この反省を踏まえ、チームに戻ってからは、守備から攻撃への切り替えの速さを意識して練習に取り組んで行きます。具体的には、奪った直後にすぐに前線へ正確なパスを出せるよう、判断力と技術を徹底的に磨いていきます。このキャンプで得られた課題を次に向けてつなげて行きたいです。

 

◆藤田日向輝 氏(川崎フロンターレU-15生田)

今回の活動を通して、「個」でボールを奪うことの大切きを学びました。そのために「間合い」をつめることが重要だととても分かりました。U17ワールドカップの映像やアルゼンチンのサッカーを見て、まだまだ自分たちにはプレスの強度が足りないなと思いました。自分も今回の活動で、問合いをつめることなどを意識したのですが、勢いに任せすぎてしまって足先だけの守備になってしまったりと、まだまだ課題がたくさんあると感じました。また、あまり知らないチームメイトとサッカーをする機会はあまりなく、攻撃の部分でパスが合わなかったりと、難しいと感じました。が、ナショナルトレセンやエリートプログラム、日本代表になっていくうえで、誰とでも自分のプレーができるように成長したいと思いました。今回の活動で感じたものを自チームにもどっても意識して自分の基準をあげていきたいと思います。

 

◆秋元佑生 選手(柏レイソルU-15)

関東トレセンキャンプに参加させてもらって、ボールを奪うことについて教えてもらいました。まずは、相手と自分の間合いを、いつもよりも、少し前にと教えてもらって、それをやってみたら、最初は、むずかしかったけど、慣れてきたときにはいつもよりも、ホールを奪えるようになってきました。
そして、次に体軸で当たりにいくことです。自分の癖で、足だけでいってしまう守備が多かったけど体全体で当たりに行くことを意識してプレーしていたら、より奪えて、マイボールにできることが多くなったし、奪えなくても、当たったことで相手もバランスが悪くなって、次で、奪えることができるようになった。この教えてもらたことを、柏レインルにもどっても意識してやっていかなければいけないと思いました。これからも、この経験を生かしてやっていきたいです

 

◆田中海 選手(東京ヴェルディJY)

僕はこのキャンプで、自分のためになったことは二つあります。一つ目は、守備でいつもだったら距離はもう少しあったと思うけど、トレーニングやミーティングでは、間合いを詰めることをたくさん言われ、実行しました。僕は、間合いを詰めすぎると一発でかわされる可能性があると思っていたので、詰めていませんでした。しかし、今はトレーニングやミーティングのおかげで考え方が変わりました。遅れたから詰めすぎないのか、それ以外は間合いを詰めると、変化しました。二つ目は、その守備の中で、攻撃で抜いてゴールまでもっていくです。いつも以上に、日常の守備の間合いを詰めてくる長さも多いなと感じました。僕は、ドリブルでかわせた時もあったり、ボールを奪われたりしてしまいました。ただその中でゴールを奪えたのはうれしかったです。この強度を自チームに持ち帰って自分と仲間ともっと強くしていきたいです。