一般社団法人関東サッカー協会

会長ご挨拶

会長ご挨拶

ごあいさつ

 平素より一般社団法人関東サッカー協会の活動にご理解ご協力を賜り、誠にありがとうございます。今年度、役員の改選を受け会長に就任しました林 義規です。一般社団法人として活動を始めて2年。この間に積み重ねられた成果を踏まえ、諸事業の運営および関東地域のサッカーの発展に努めてまいりますので、率直なご意見を頂戴できれば幸甚です。

 関東地域1都7県には、JFAファミリーの約1/3が集中しています。本協会に集う皆さま方の日々の活動は、日本のサッカー界を動かす大きなエネルギーになっていると言っても過言ではありません。
 また、2020年に東京で開催されるオリンピック・パラリンピック競技大会においても、皆さま方の活動が、大会へ向けた機運醸成につながり、大会の成功には不可欠なものになると確信しています。

 これら、本協会に関わる皆さま方の活動をしっかりと支え、より充実したものにしていくためにも、上野前会長の掲げた関東FA(KTFA)の3つのビジョンを引き継いでまいります。

  1. 世界を基準とする選手育成、指導者、審判員の養成
    それぞれのエリアやレベルにおいて、一貫した理念に基づき行われる必要があります。
    常に世界を意識し、高いレベルでの育成や養成が求められています。
  2. 多様性の受容
    国際化の流れは、女子サッカー、フットサル、ビーチサッカー、障がい者サッカーと、あらゆる場面でひろがっています。またJリーグを取り巻く環境やサッカービジネスの世界においても多様化が進んでいます。こうした流れにもしっかりと目を配っていかなければなりません。
  3. 環境の質的向上
    人工芝を含めた芝生のピッチの普及や、フットボールセンターの充実など、環境整備も欠かせません。快適な競技の場はサッカーの普及や発展の地域拠点にもなります。

こうした国際化や多様性の受容、また各種カテゴリーで高いレベルでの成果が求められる中で、とりわけ育成についてより一層の充実を図っていきたいと考えます。早い段階からの選手の育成だけでなく、その任に当たる指導者の育成についても高いレベルを求めてまいります。
各地域で日々活動されている皆さまのサポートが充分できるよう、一つ一つの課題に向き合っていきたいと思います。

これかも関東地域におけるサッカーの発展のために尽力してまいります。ますますのご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。

2018年6月吉日