2018年3月13日~20日 福岡県にて「AFC Project Future Referee Course」が開催され、関東のフレッシュな2級審判員2名(男性1名、女性1名)が参加しました。
2016年のAFC研修会に参加してからこのコースに進むまで、様々な努力を重ねセレクションを乗り越えて来ました。二人の活躍は上級を目指す若い審判員に大きな刺激となります。
名 称 AFC Project Future Referee Course Batch2016/2
場 所 日本/福岡県宗像市
期 間 2018/3/13~20
参加者 男子9名・女子4名 計13名(東アジアより男子3名・女子1名)
『AFC Project Future Referee Course』について
このコースは2007年に始まり、アジアの有望なレフェリーが持つ可能性を早い段階で育成することを目的としています。このコースは2016期生が最後となります。
2016年に行われた各地域でのAFC U-14 ChampionshipでAFCインストラクターによりセレクションされ、このコースに進みます。2年間に3回の海外研修がありますが、このコース中も審判技術の評価はもちろん、フィットネス、英語力、人間性、などによってセレクションされます。
1回目は昨年4月にマレーシア(クアラルンプール)で行われ、今回が2回目となりました。今回は、福岡県で開催されたSanix Cup International Youth Football Tournamentを実技の対象として、主に実技のセミナーとなりました。
【参加者コメント】
堀川 うらら 2級審判員(埼玉県)
今回の研修は、2回目で過度に力まず参加することが出来ました。ちょうど寒暖差の激しい時期でしたので、1年中暖かい地域にいるレフリー達は、日本は寒すぎると言っていましたが、私たちにとっては国内ということもあり環境もアドバンテージだったと思います。
約1週間の研修で新たな気づきや理解を深めることが出来ました。改めて感じた大きな点は、やはり日本のサッカー環境、サッカーレベルは、世界でトップレベルであるということです。海外のレフリー達は、今回の研修を通して日本のU-18(男子)年代のサッカーレベルの高さに驚いており、まるで母国のトップリーグだと言っていました。
また、今回のコースには、日本サッカー協会より小川委員長も来てくださり、AFC時代のお話からこのコースができた主旨、さらに次のコースに向けてなどお話をしてくださいました。その中でも、審判員だからではなく、視野を広く持ちいろんなことに気付けるようになり、まずは自分自身をコントロールしようというお話が印象的でした。
以上、より貴重な経験をしてきましたが、経験をしただけではなく、これを今後の活動にどう生かすかが重要だと思います。審判活動の時だけではなく、普段の生活の中でもこのコースで学んだことを活かして、今後活動をしていきたいと思います。
本地川 隼 2級審判員(東京都)
まず初めに本研修に際しご尽力いただいた皆様、及び日頃よりご指導くださる皆様に御礼申し上げます。昨年から参加する本研修ですが、参加するたびに新たな気づき,経験,学びが得られ非常に充実しております。毎度感じることではありますが、研修に行っただけでは何も変わりません。この経験から学びを得て、それを実行し成長して初めて身となります。自身の足元を見つめつつ、大きな野望を持ちながら自己研鑽に励んでまいります。これからもご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。