一般社団法人関東サッカー協会

ニュース & トピックス

【レポート】第2回関東ビーチサッカー審判研修会
配信日:2023/07/20 カテゴリー:インフォメーション

2023年7月1日(土)~2日(日)の2日間、東京都立川市タチヒビーチにて、第2回関東ビーチサッカー審判研修会を実施しました。

この研修会は、JFAによる地域巡回講習を兼ねており、JFAフットサル1級審判インストラクター合澤正裕氏を講師としてお迎えし、競技規則の再確認・改正点のポイント、全日本ビーチサッカー大会関東大会の各試合を用いて実技指導を実施いただきました。

 

 

 

 

◆篠原達哉 氏(フットサル2級審判インストラクター)

今回の研修会は全日本ビーチサッカー大会関東大会に向けて、事前に競技規則の再確認や改正点を中心に確認するためのオンラインによる座学講義を開催し大会に臨みました。研修会のテーマは「第3審判の動き」「自信を持ってレフェリングをすること」とし、魅力あるビーチサッカーに向けて、審判員として競技規則の改正点を正しく理解し、良いポジションで正しい判定・見極めができること、また4人の審判団がピッチ上で協力することに取り組みました。

大会2日目は猛暑の中、暑熱順化に取り組んできた各審判員の良いパフォーマンスが発揮されました。審判員の皆さんの献身的な努力と情熱に感謝すると共に、今後の関東ビーチサッカーリーグでの活躍、各都県にてビーチサッカー審判員がより増えていくことを期待しています。

最後になりますが、ご指導いただきました合澤様、大会を運営いただきました関東ビーチサッカー連盟の皆様、またこの研修会に携わってい ただいた皆様に感謝を申し上げます。ありがとうございました。

 

◆徳江崇 氏(フットサル2級審判員・千葉県所属)

ビーチサッカーの魅力は、なんといってもアクロバティックなプレーや展開の早さにあります。

我々審判員は、ビーチサッカーの魅力を損なわないよう、レフェリングしなければなりません。そのためには、争点となりうる場所により早く、より近づいて、例えばシザーズキックであればコントロール下あるのか・接触があるのかなどを正しく見極めて、的確に判定する必要があります。

今シーズンより導入された第三審判との連動した動き(第三審判の新しい動き方)は、主審・第二審判が自信をもってレフェリングするうえで大切になってきます。 これらを体得すべく、都県から推薦された審判員とともに強化研修会に望みました。

第三審判が動きまわると、タイムキーパーもベンチ対応や交代監視を役割分担したほうがうまくいくこともあり、これまで以上に審判チームとしての協力(とりわけ副審の協力)が大切になることも、実技を通じて理解できました。

本研修会ではうまくできなかったことも多々ありましたが、講師の合澤氏や関東の諸先輩方(櫻田氏、小野寺氏、金子氏)から教わったことをよく振り返りをして、残されたリーグ戦などでリベンジを果たします。

最後になりましたが、本研修会、本大会に携わってくださった関係者皆様に、改めて感謝を申し上げます。ありがとうございました。

 

◆竹脇雅広 氏(フットサル2級審判員・神奈川県所属)

毎年このビーチサッカーの研修会には参加させて頂き神奈川県フットサル・ビーチサッカー部の方々にまず感謝申し上げます。

また巡回講習会としてJFAフットサル1級インストラクターの合澤正裕氏を招いてのZoomでの事前研修会から始まり関東ビーチサッカー選手権という素晴らしい舞台での実技研修を行うことができました。

ビーチサッカーのレフェリーは知らない方もいるかもしれませんがもちろんのこと裸足です。裸足で競技者と一緒に砂のピッチを走ります。主審、第二審判はもちろんよく走らなければいけませんが走り方も違います。もちろん砂の上がピッチなので。

第3審判はポジショニングが大きな改正点のひとつとなりました。タイムキーパーもチームとして協力を事前研修会でも共有してましたがうまくいかないことが多くありしっかりしないといけないというところを痛感しました。

主審・第二審判はまず走ること、予測をし様々な戦術を理解してポジションをとる。そのポジションをとらせる為の補助をするために第3審判は動く。まずは主審と第3審判がしっかり協力関係を築きよく動くことを求められました。

そんななか、この酷暑の中ほかの都県の仲間達とチームを組ませて頂きましたが、様々な反省点が試合ごとに浮き彫りになりました。

我々関東ビーチサッカーレフェリーは素晴らしい環境下のもと試合に臨めています(関東ビーチサッカーリーグ1部・2部・女子)。試合レベルも高く試合数も増えてきています。関東ビーチサッカーリーグはまだまだ続きます。今回の研修会の反省点を糧に試合の準備をしていきたいと思います。

また選手に走り負けないカラダ作りも大切でもっと取り組むべき課題の一つだと痛感しました。

最後になりますがJFA巡回講師合澤様、大会を運営いただきました関東ビーチサッカー連盟の皆様、またこの研修会に携わりご指導頂いたみなさまに感謝と御礼を申し上げます。ありがとうございました。