一般社団法人関東サッカー協会

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【レポート】第1回ビーチサッカー審判員研修会
配信日:2024/04/25 カテゴリー:インフォメーション

4月14日(日)東京都のタチヒビーチサッカーピッチ(立飛駅)にて第1回関東ビーチサッカー審判研修会(開幕前研修会)が行われました。この研修会は、今期関東ビーチサッカーリーグを担当するすべての審判員を対象としており、サッカー2級・3級、フットサル2級・3級の審判員が参加いたしました。講師にビーチサッカーAFCインストラクターの櫻田雅裕氏をお迎えしました。

研修形式としまして、事前に映像を用いたWEB研修を行い「ポジショニング」をテーマに講義がありました。当日は2024関東ビーチサッカーリーグ1部開幕戦を観戦試合研修とし、試合後に実際のビーチピッチにてプラクティカルトレーニングが行われました。講師の熱い指導のもと、高度なビーチサッカーの審判技術を学ぶことができました。

 

 

 

 

◆富田樹子 氏(東京都所属)

2024年4月14日(日) ビーチサッカー審判員の研修に参加させて頂きました。

ここのところ、いろいろなカテゴリーの開幕にむけて集合研修やZOOM研修が続きご指導頂く皆様もご多忙と存じますが、熱いご指導を頂きとても楽しかったです。ありがとうございました。伺った話によると、去年の研修は10名ほどだったのが今回は30名を超える参加者で、これもビーチの魅力とフットサル部会の篠原さんの発信力の賜物なのではないかとひっそり感じました。

因みに私の参加のきっかけは、ビーチは楽しい!という仲間の刷り込みで、ちょっと行ってみようかな、という気持ちになったからです。

実際、裸足で砂の上を歩くのは何年振りだったでしょうか。砂まみれになる事を大人になった自分がどう思うか、見当もつきませんでしたが、意外や意外。歩いているだけで楽しくて、砂感覚は案外はやく慣れた様な気がします。

ビーチサッカーはテレビ観戦の経験はあったものの、実際会場でみるのは初めてで、想像以上に迫力があり砂煙がまた新鮮で、争点の演出にすら感じました。そんな中で審判されていた方々は、体幹や脚力の強さ感じ、ビーチサッカーの審判とはどうあるべきで、自分が担当するとしたら何が必要でどんなことが特に足りていないのかという目線で観戦しておりました。

そういった意味では、圧倒的に下半身のトレーニングは強度を上げる必要があると感じましたし、ビーチ特有のリズム感や、行われるプレーの特色などはより知識が必要だと感じました。

また、第3審判の役割もかなり重要で、ビーチサッカーの理解度が問われるポジションであるという話を伺い、審判員の協力、ワンチーム感がまたいいなと思いました。

ビーチの女性審判もまだまだ少ないようですので、魅力を伝えていきながら自分も成長できるよう頑張りたいと思います。

 

◆鈴木貴紀 氏(茨城県所属)

今回初めてビーチサッカー審判員の研修会に参加させていただきました。このような機会を与えていただいたことに感謝いたします。

4月9日のオンライン研修では、ビデオを見ながら様々な場面での審判員のポジショニングや動き出しのタイミングについて確認することができました。

4月14日の観戦研修では、ビーチサッカーの競技特性やトップレベルの審判員の方々のポジショニングやレフェリングを目の当たりにし、運動量の多さに驚くと同時に、とても良い経験をさせていただいたと感じています。また、参加されていた審判員の方々と「なぜ、そのポジションにいなければならないのか」「プレーのどこを監視しなければならないのか」などについてディスカッションすることができ、大変勉強になりました。

主審、第2審判、第3審判のポジショニングのトレーニングでは、サッカーやフットサルにはない難しさを感じました。特に、砂の上を走ることの難しさを体感できたことは、サッカーとフットサルの審判経験しかない私にとって、これからの審判活動にプラスになると思います。今後は、ビーチサッカー審判員としても成長できるよう、トレーニングや知識の習得に力を入れていきたいと思います。