一般社団法人関東サッカー協会

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【レポート】カテゴリー審判員スキルアップ講習会
配信日:2024/11/19 カテゴリー:インフォメーション

10月14日(月・祝)に群馬県敷島公園補助陸上競技場にて、11月4日(月・祝)には群馬県伊勢崎市陸上競技場にて、2024年度カテゴリー審判員スキルアップ講習会が行われました。この講習会は今年度関東のカテゴリーに所属する審判員に対してフィジカルテスト(クーパー走(12分間走))及びプラクティカルトレーニングを実施し、日頃のトレーニングで培った持久力を「走りきった距離」で測りながら自分の立ち位置を再確認するとともに、次の試合でのレフェリングの気付きを学ぶことで審判員自身のスキルアップを行う目的で実施するものです。

 

 

 

 

◆髙田也愛 氏(神奈川県所属)
今回は関東サッカー協会に所属する全カテゴリー(X、Y、Z、W群)の審判員が一堂に会し、フィットネステストとプラクティカル研修が開催されました。2つのプラクティカル(主審と副審の協力、動きとポジショニング)では基本的なことでも、トレーニングをすることで、何を考え、どのようにするのがいいのかなど、いくつもの気づきがありました。また、シーズン終盤の試合や来シーズンの試合に向けて、有意義な研修となり、審判員同士が切磋琢磨することで新たな刺激を得て、より高い目標を目指す機会となりました。

 

◆山本凌 氏(千葉県所属)
関東スキルアップ研修に参加させていただき、クーパー走とプラクティカルを実施しました。クーパー走は準備してきたものを発揮する場であり、周りの審判員と切磋琢磨しながら走り切ることができました。プラクティカルは主審、副審としてプレー中に何を見るべきなのか改めて考えるトレーニングとなりました。
実際の試合を想定した研修となり、ポジショニングの大切さを再確認する研修となりました。

 

◆小竹宏幸 氏(東京都所属)
本研修会は関東カテゴリーX、Y、Z、W群審判員が合同でフィットネスチェック(クーパー走)とプラクティカルトレーニングを行いました。クーパー走では、仲間からの励ましもあり力を出し切ることができました。また日頃の準備やトレーニングの重要性を再確認しました。その後、行われたプラクティカルトレーニングでは、試合中の主審、副審の動きや監視を目的にトレーニングを行いました。試合中は今回のトレーニングを活かして、より困難な中で多くの監視をしながら正しい判定につなげる必要があります。そのため事象を監視する体の向きや顔を上げて視野を広くするという工夫をして、より情報収集をしていく必要があると感じました。
最後に研修会を開催するにあたり、ご尽力いただいた皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。今シーズンも終盤となりましたが、審判員としての自覚と責任を持ち1試合1試合をより良い準備で迎えられるように精進してまいります。

 

◆菊地優奈 氏(栃木県所属)
今回、スキルアップ研修会としてクーパー走とプラクティカルトレーニングを実施しました。クーパー走では、みんながしっかりやりきるために計測側の人が走っている仲間達に声かけをしたり、ラストは伴走したりと温かい雰囲気の中で走る事が出来ました。プラクティカルトレーニングの中では、審判員全員が、選手役、主審役、副審役を順番で担当し、試合の状況を想定したプラクティカルトレーニングがありました。早い判定スピードを求められる中で判定時に主審は副審、副審は主審を視野に入っているか注意しながら普段の試合で困ったこと、実際に起こりそうな事の情報共有をしました。仲間から学ぶことが多くあり、とても良い機会になりました。
審判員として更なるスキルの向上を目指すことで選手にとって良いサッカー環境を作れるよう努力したいと思います。